FureaiSenkyo’s blog(こちら選対本部)

再現性のある政治活動を目指しています。

後援会立ち上げに必要な「役割の3分類」

選挙イヤーである2021年は後援会の手入れ、見直しなどを行う陣営も多いと思います。
理由として2017年念の衆議院選挙から3年3ヶ月が経ち、

  1. その分、支援者の年齢が上がったこと。
  2. 選挙に向けて、その必要性があること。
  3. 支援者の気持ちが選挙に向いて機運があること。

が挙げられます。

政治活動の指南書では、「後援会づくりをしましょう!」その際は「有力な人を頼りましょう!」などと書いてあると思います。しかしながら、応援してもらう枠組みを立ち上げて行く訳ですから、文字通りには行かないものです。

私自身が経験したなかで後援会を立ち上げていく際に、支援者を仕分ける「役割の3分類」があります。この役割ごとの仕分けでみてバラツキが大きいほど、候補者や議員が細かに気遣いする度合いが増えていく事になります。
※仕分けるという表現は少し申し訳ないと思うのですがご容赦ください。

この気遣いが「後援会活動」と呼ばれるものになると私は考えています。
  1. 票を出してくれる人
  2. 政治資金を出してくれる人
  3. 手を出してくれる人

1.「票を出してくれる人」
これは、言葉のとおり顔が広く、支援の輪を中心になって広げてくれる人の事を指します。
企業や商店を営んで、近隣に顔が広かったり、自治会などを通じて人の面倒をみているタイプです。

2.「政治資金を出してくれる人」
文字通り、政治資金の援助をお願い出来る方です。地場の大手企業の経営者や中小企業の経営者です。

3.「手を出してくる人」
これは、ボランティアスタッフとして、日々の活動を共にしてくれる方です。例えば、街頭活動の手伝いや事務所での作業など非常に有難い存在です。

こうしたタイプの違う方々から後援会は組織されていくのですが特に1と2のバランス・相関関係が重要になって来ます。