FureaiSenkyo’s blog(こちら選対本部)

再現性のある政治活動を目指しています。

解散総選挙はあるのでしょうか?

一説によると、この週末に解散の可否を判断するとの噂もある中
永田町での解散風は一時的に弱まっている様にも見えます。

一方で、減員区となる選挙区長が加速していく事と、派閥領袖や幹部が解散に触れるのを見ると、遠くない期日に解散があるかともとれます。

今日は6月10日、通常国会も残すところあと僅かな日数となっています。週明け13日(火)には総理会見を控える中、総理の専権事項となる衆議院の解散、それを受けての総選挙はあるのでしょうか?無いのでしょうか?

もう一つ、話題になっている自公の選挙協力についても実際のところは解散してからで無いと選挙協力(地域レベルでの数字の積み上げ)は進みませんので、解散しない限りは東京については疑心暗鬼の中それぞれ個別の政治活動を行っていくしか方法は無いでしょうか。

もともと選挙に向けての活動・通常の政治活動は自己責任になります。
ですので粛々と日々の活動を積み重ねていく以外に方法はないのだろうと思うのです。

また自公の選挙協力について功罪はあるかもしれませんが、これまで長い間、上手く機能してきました。

本当に東京での相互に支援し合わない選挙となればどうなるのでしょうか?

個人的には、それぞれ失う票もあるでしょうが得られる票もあると考えています。

少し前回の解散総選挙を振り返ると
2021年10月31日の選挙は、任期満了付近となって菅総理の支持率急落、浮足立つ衆議院議員という状況の中、自民党総裁選挙のドタバタを乗り越えての総選挙でありました。
そして、前回選挙では大方の見立てた選挙スケジュールを前倒して

  • 10月1日新総裁任期スタート
  • 10月4日首班指名
  • 10月8日所信表明
  • 10月14日衆議院解散
  • 10月19日総選挙公示
  • 10月31日総選挙投開票

というタイトな日程でした。

今回6月13日に万が一解散を表明するとすると

  • 6月16日衆議院解散
  • 7月11日総選挙公示もしくは7月4日総選挙公示
  • 7月23日もしくは7月16日総選挙投開票
  • 8月人事
  • 9月党役員人事
  • 10月臨時国会

という日程感で進んでいくのでしょうか。

いずれにしても総理にしか分からないのが解散総選挙ですので、まずは6月13日の会見に注目が必要です。


以下は前回選挙2021年10月19日公示・10月31日投開票の解散総選挙後の感想になります。

10月31日に投開票がなされ、総選挙の結果がはっきりとしました。
自由民主党  261議席
公明党    32議席
立憲民主党  96議席
共産党    10議席
日本維新の会 41議席
国民民主党  11議席
れいわ新選組 3議席
社民党    1議席
無所属    10議席

下記リンクを参照
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211101/k10013329991000.html
www3.nhk.or.jp

報道でも注目されていますが、日本維新の会の躍進が目立ちました。
地域政党を立ち上げ10年、維新の会の首長・地方議会・国会での連携の賜物でしょう。

この結果は、今後の地域政党の可能性を残したと言えるのではないでしょうか。

三重県鈴木英敬知事は衆議院に転出しましたが、千葉県の熊谷知事、北海道の鈴木知事など
時々の人気・空気によっては、地域政党の核になりうるのではないでしょうか。
当然ながら、橋下知事にとっての松井一郎さんのような、適切なパートナーは必要になると思います。

いずれにしても、衆議院選挙を終えて2週間、今後に備えて各陣営は次の選挙に走り出している事と思います。

期日前投票が3割と、投票行動の変化を受け止めながら、日々の政治活動の組み立てが必要ではないでしょうか。