FureaiSenkyo’s blog(こちら選対本部)

再現性のある政治活動を目指しています。

各級選挙を終えて

統一地方選挙後半を終え、また同時に衆参補欠選挙の結果も出て国会はゴールデンウィークへと向かっています。

地方選挙を終えた議員・新人の皆さんは結果の良し悪しに関わらず挨拶まわりが欠かせない所です。結果が悪ければなおの事やりっぱなしにならない様にしたいものです。

衆参の補欠選挙ですが、正直事前の調査の数字などを確認する限り、全勝もあると考えていました。
期間中、時事や読売などの調査で厳しい数字が出ていたり、NHKなどでも接戦の数字が出て来るなど状況が変わった様にも見えました。
特に時事の調査数字はかなり偏りがあるのか、サンプルの取り方に問題があるのかというレベルに見えました。

いずれにしても結果は自民党が4つの選挙で当選を得、維新が和歌山で議席を獲得するという結果となりました。

維新については、国会の身近なところの選挙結果を見る限り、一定以上の支持を獲得している様に見えます。2009年の政権交代は2003年ころから各種の選挙で比例票の上下があり、大きなうねりをもって民主党政権に至りました。

今回の維新の躍進は、それよりもはるかに基礎となる支持母体を持っている印象です。
次の衆議院総選挙ではもっと大きなうねりになるの可能性があるのではないでしょうか。

これを関西だけの現象とみるのは割と危険で、衆議院選挙が来年の東京都知事選挙などの時期と前後するかなど状況によっては自民党にとって大きなダメージとなる環境があるのではないでしょうか。

あくまでも個人の感想ですが、維新に揺さぶられる公明党は、実際対抗馬を立てられると党存続の危機となりますし、常勝関西どころか全滅の危険性をはらんでいます。
そして自公の選挙区割りにおける公認候補の綱引きでは、すでに自民党は結論にいたっており、ガス抜き期間に入っている様に感じています。
それらの選挙区では、当然ながら自民党は票が伸びないでしょうし、その他選挙区と公明党との選挙協力による票のやり取りのための自民党候補と公明党との厳しい数字を突きつけられる事になるでしょう。

実際に総選挙の時期は分かりませんが、中々厳しい選挙になるだろうと予想しています。