FureaiSenkyo’s blog(こちら選対本部)

再現性のある政治活動を目指しています。

選挙違反について

いよいよ今日から統一地方選挙の後半戦がスタートします。

新人も現職も選挙違反について気になる事が多いと思います。
一番気を付けないといけないのは「買収」です。
これは、最近の選挙にかかわる人たちに大分浸透して来ましたが
まだ事件化するものあり、スタッフ・支援者集まった所でしっかり説明が必要です。

そのほか、軽微な違反や、認識違い(違反とは思っていなかった)、人手不足で対応出来ないなど
様々なタイプのものがあると思います。

そして、最終的にその行為が改めるべきものなのかは、選挙管理委員会や警察から選挙期間中に
指摘を受けますので、可能な限り改めておくと良いでしょう。

厳しい選挙になると例えば選挙期間中に2連ポスターを全く剝がさない。
氏名入りのぼりや、2連のぼりを使い続ける。
選挙事務所の看板が規定よりも大きいなど、様々な事があります。

自身の陣営では、指摘を受けたら対応し、公職選挙法の範囲で戦うようにした方が先々も良いと思います。

個人名が入ったもので選挙期間中に使用できるものは
タスキ、選挙ハガキ、選挙ビラ(証紙ビラ)、標記、選挙カー看板、選挙事務所看板、個人演説会看板
が基本になります。
つまり、この中に無いものは使う事が出来ないという事になります。例えばのぼりなど。
またSNSはかなり自由に利用が可能ですので、普段継続的に利用している候補はしっかりと活用しましょう。

最後に、その行為は選挙違反ではないか?
という指摘を、選挙管理委員会や警察以外から受ける事があると思います。
その際は、最終的に自身で選挙管理委員会や警察に確認ししょう。

脱法イコール、即違反ではありませんし
指摘の方の認識が間違っている事もあります。

脱法的にグッズを使う事が万一にもあるような場合には、他陣営から笑ってもらえる様に
知恵を絞りましょう。
ここには書きませんが、「あれじゃあ、真似できない」と思わせたらアイデア勝かもしれません。

各陣営のご健闘を祈ります。祈必勝

曜日(31日)から、いよいよ統一地方選挙がスタートします。
選挙がスタートすると、その他の政治活動が制限されますので、県議選以降の選挙に立候補を目指す候補予定者にとっては、自由に活動が出来る期間が限られてしまいます。

衆参補欠選挙がある地域では、その期間はさらに制約を受けるため、地域によっては今週が残されている自由な活動が出来る最後の週となる場所もあります。

いずれにしても、統一地方選挙前半戦がスタートすると
これまで独自に知恵を絞って来た活動も一段落し、差別化が難しくなるものです。

同様に、各級選挙がスタートすると選挙運動で、それぞれの候補者の差別化が難しくなります。
その理由として
選挙期間中は、選挙運動しかしてはいけませんので
活動の差別化が出来ず、該当する選挙期間の中で、他候補との違いを訴える事が難しくなります。

ですので、政治活動が自由に出来る統一地方選挙前半戦スタートまでの期間が、とても重要になります。


選挙期間中に出来る活動は
・街頭演説
・車上での連呼(投票依頼)
SNS等での発信
・選挙ハガキの差出
・電話での投票依頼
・個人演説会
ざっと、こんな活動に限られてきます。

名簿の無い新人候補と、活動履歴のある現職候補の違いは、ハガキの差出・電話での投票依頼・個人演説会の開催
この3つになるでしょうか。

逆に言うと、これらの活動で獲得出来ない票を、新人候補になろうとする人は、事前の政治活動でカバーする必要がある訳です。

では、何をしたら良いのか?
街頭活動と訪問活動(ポスティング含む)の回数・軒数を上げる。
しか、ないだろうと思います。

その理由は、現職の活動との差別化という事になります。

※現職でこの二つをしっかり行っている候補がいる事は当然の事で、
あくまで当選圏に入るための差別化を意味しています。

統一地方選挙前半のスタートが近づいて。

新人候補の皆さんは、だんだんと不安な思いも感じながら選挙準備に追われていることと思います。

ご承知のとおり、県議選や政令市の議会選挙などがスタートする所では3月31日から政治活動が制限されます。
知事選がスタートしても、衆参補選がスタートしても同様です。

地域によって時期の違いは有りますが、政治活動の制限を受ける地域はそれなりに多いと思います。
※選挙期間中は選挙以外の政治活動が制限されています。(各自ご確認ください。)

そして、初めて選挙に臨む新人候補の皆さんは、ライバル陣営の活動も活発に見える事から
自分の運動量や、のぼりを作った方が良いか?、2連ポスターがうらやましいなど気になる事が
増えて来ているのではないでしょうか。

公営掲示板ポスターを貼り、選挙カーを走らせ、街頭演説を行う事で
多くの候補者は一定数の得票が得られるものです。
ここから当選ラインを超えるための得票が得られるかどうか?が課題となります。

政治活動には、街頭活動(駅・辻)・活動チラシのポスティングや新聞折込・訪問活動・SNSなど様々な活動があります。どの活動にも共通していることは、「何が投票行動につながったのか?」確認が出来ないという事です。

一方で、残された期間で出来る事のなかで行うとすると訪問活動か、地盤としたい地域へのポスティングなど直接的にアピールする活動が効果的かと考えています。
※この部分も人により意見が分かれるかも知れません。

いずれにしても、自分が大変だと思う活動は、他の候補者も同様に感じるものです。

そういう活動を最後の最後まで続けて行く事が当選への近道ではないでしょうか。

最後に、ここでいう訪問活動は、すでに支援してくれている人を訪問する事ではありません。

今後の政治日程

来週以降は、統一地方選挙・衆参補選へ国会も徐々にシフトしていくでしょうか。

国政の補欠選挙では候補者を公募し、さらに都市部での選挙となる千葉5区が注目となるでしょう。
現職の政治資金規正法違反での離党・辞職によって急遽候補者が公募をされ時間の無い選挙となっています。
本来、選挙の実働を担うはずの地方議員も自らの選挙に必死のため、従来の形での選挙が望めないだろうことと、その公募選考の過程について噂があり注視が必要です。

・自公の小選挙区の調整は統一地方選挙のスタート前の決着か?
・3月23日からは知事選、3月31日から県議等の統一地方選挙がスタート
・4月23日統一後半・衆参補選投開票
・5月19日~21日広島サミット
・6月21日国会会期末
・骨太、概算要求を経て、8月・9月人事?

という大まかな予定を考えると、通常国会会期末は解散の一つのタイミングにみえます。

・その先になると、人事を終え支持率があがるであろう今秋2年の折り返しのタイミング。
・来春の都知事選挙の前後。これは特にその時にどういう風が吹いているかに尽きるでしょうが。
・秋には総裁任期を控える来年の通常国会会期末
くらいしか大きな目印は無いように感じています。

いずれにしても、政党支持率が底堅く一方で内閣の不支持率が高い中での統一地方選挙がどのような結果となるのかで今後の雰囲気が変わってくるのでしょうか。

選挙スタートまでに早めに確認しておきたいこと。

3月も始まり、いよいよ新人候補予定者の皆さんにとって余念のない準備が必要な時期に差し掛かっています。

通常の政治活動を続けて選挙まで向かっていく事は当然として、少し先の準備の確認をしておくと良いと思います。

具体的には
・選挙スタートの日のタイムスケジュール
・選挙スタートから期間中・最終日までの主な活動とにスケジュール割
・事前審査の必要な準備の進捗確認
直前になって考えるより、今から考えをまとめて、その日程から逆算する準備が必要になります。

例えば
選挙スタートの日は
立候補の届け出(誰が行くか?)→標旗等選挙運動に必要な物品の受け取り→選挙カーのスタート→第一声

上記は一般的な順番になりますが、この間に公営掲示板ポスターの貼りだしもあり、誰が・何を・どのように準備・対応するのか決めておく必要があります。

同様に
選挙がスタートすると特に市議会議員選挙では候補者が多いため、場当たり的な街頭活動になりがちです。
選挙期間の重点街頭場所などは、事前の政治活動から定期的に演説や手振りなどを行い、印象付けておく必要があります。

事前審査の必要な物品の準備は
サイズや提出の方法が決まっているので直前にバタバタするよりは早めに対応する事がベターですし、選挙ビラやハガキ、ポスター・選挙公報など事前の政治活動で使うものとイメージを統一しておく必要があります。

いずれにしても、3月31日からは県議選が始まる事から以降は政治活動が制限される期間がありますし、衆院補選のある選挙区ではその期間が長くなります。

その為、今月は不足の無い準備をしておきたいところです。

志の有る皆さんのご健闘を祈ります。

統一地方選挙の準備について

現職候補の皆さんはともかく、新人候補の皆さんは色々と準備に不安を感じているでしょう。

ひと月後には統一前半戦、一日挟んで衆参補選がスタート、週末にかけて各級統一後半戦がスタートします。
この間に

  • 立候補にあたっての届け出の事前審査
  • 事務所開きや神事
  • 立候補当日の人員や物品の手配
  • 選挙期間中のスケジュール
  • 事前に行っている政治活動の見直し

など、考える事・準備する事がぐっと増えてくることでしょう。
特に新人候補の皆さんについては、何をして良いか・悪いか?など手探りで活動をして行く事になるでしょうか。

さらに、上記の様な準備を細分化して考えて行くと

  • 誰に立候補の届け出を頼むか
  • 選挙事務所の物品などはどの様に手配するか
  • 公営掲示板ポスターをどうやってはるか
  • 選挙期間中、他の候補と差別化して街頭活動する場所はどこか
  • 選挙ハガキを出せる名簿はあるか

など、準備の不足や選挙への不安を感じる課題にぶつかるだろうと思います。

これらを今のうちに考えて書き出し準備を進める事で、少しづつ不安や不足が解消されていくのがこれからの時期になるのです。

あれもやって・これもやってと手が回らなくなるよりは
一つずつ解消して行く事が必要です。

統一地方選挙へ向けてのチェックリストの作成

統一地方選挙に限らず、選挙ではチェックリストが必要になります。

  1. 立候補の届け出や選挙に関わる広報物関係の事前審査など。
  2. 選挙期間のスタートから選挙最終日までの活動計画。
  3. 選挙グッズや事務所運営に必要な人員、物品の手配など。

大きく分けて、これぐらいのカテゴリーについてチェックリストを作成し準備を進めて行く事が大切です。

なぜチェックリストを作成するのか?
一つは、当然ですが忘れない為です。

選挙では、無くてはならないもの・忘れてはいけないものが有ります。

例えは、選挙スタート前日になって「タスキ」が無い。
後援会決起集会や出陣式に際して「お声がけすべき人に声がかかっていない」。
選挙カーの設備を準備していたところ、車載スピーカーが中々手配できない。
 
など、一斉にスタートする統一地方選挙では、特にこれまでの人間関係や仕事の関係がない新人候補については早めに対応しておくことが重要になります。

そして、そのための準備がチェックリストになる訳です。

一例を示すと
・選挙スタートまでのチェックリスト
 □ 候補者の届け出準備に必要な書類は整っているか。
 □ 候補者の届け出を誰にお願いするか。
 □ 選挙事務所の手配は済んでいるか。
 □ 選挙事務所の備品等のレンタルなど準備出来ているか。
 □ 選挙事務所の留守番をしてくれる人はいるか。
 □ 選挙事務所看板の発注は出来ているか。
 □ 選挙カーの車載設備含めた発注は出来ているか。
 □ 選挙公報の原稿は準備出来ているか。
 □ 選挙ビラの準備は出来ているか。
 □ 公営掲示板ポスターの準備は出来ているか。
 □ 公営掲示板ポスター掲示を誰にお願いするか。
 □ 出陣式はどの場所で行うか。
 □ 第一声はどの場所で行うか。
などなど、選挙準備に必要な事柄を挙げて行くだけでも結構な数になります。

選挙関係の業者に一括で依頼する事も必要ですが、この他に後援会に関わる活動のチェックリストや物品に特化したチェックリストを活用して抜け漏れをなくしていくと良いと思います。

衆議院選挙並みの物量は必要ないものの、上記の事を支援者と共有することで手伝ってくれる人が何をしたら良いのか分かり易くなる効果があります。

選挙に向けて一度じっくり時間を取って、確認してみることをお勧めします。