今後の政治日程

国会での人事が落ち着き、秋の臨時国会に向けて少しの間、ゆったりとした雰囲気になっているでしょうか。

来週か再来週には、総理出席の臨時国会。
その後、9月27日には安倍元総理の国葬儀。
さらにその翌週から、臨時国会(想定)が開会と年末に向けて少し忙しなくなって行くのでしょう。

その前に9月11日の沖縄県知事選挙が投開票され、閉会中審査もさらに荒れ模様でしょうか。
以降は、召集された臨時国会にて選挙区割り法案の審議が大きな話題になる事でしょう。

時計の針を巻き戻す様な議論が続くと、
統一教会問題、沖縄県知事選挙、選挙区割り法案と自民党にとって風向きが悪くなる心配があります。

また、来年4月には統一地方選挙(前半戦と後半戦)が待ち受けており、支持率に敏感なタイミングが続きます。

岸田政権の対応を見ると、支持率の変化には素早く反応しているようです。
秋口から来春の統一選までどう乗り切っていくのか、興味深いです。

区割り法案の決着を見ずに、解散総選挙にうって出る(まだ任期1年でもある)事は難しく、
就任後の会見で触れた憲法改正議論の前進などトピックには事欠かない秋の臨時国会になりそうです。